台東区史・ビジュアル台東区史
ページID:728554567
更新日:2019年10月1日
内容の紹介
「台東区史」は、通史編1・2・3と行政編およびカラー写真約500枚で構成した「ビジュアル台東区史」からなっています。
通史編1
古代から江戸時代中期、八代将軍徳川 吉宗の活躍した享保時代までを掲載しています。特色としては、座談会「江戸と台東区」をいれて当時の区の様子をわかりやすくしたことと、最近の東京国立博物館や国立西洋美術館などの遺跡発掘調査によって古代以前から、上野の山に私たちの祖先が住んでいたことが明らかになったことなどを盛り込んでいます。
通史編2
江戸中期から幕末までを対象としており、建築、絵画や碑銘文などの有形文化も取り上げています。特に碑銘文は区内に残る長文のものを選び、解説しています。また、原文に加えて読み下し文を入れ、わかりやすくしました。
通史編3
近・現代を対象に、上野の山が公園となり、博物館や美術館が建てられ、次第に文化の森となっていく過程や、一世を風靡した浅草オペラなど浅草六区の民衆娯楽についても書かれています。
行政編
主として昭和22年3月の台東区発足から現在までを10年ごとの年代で分け、その中で行われてきた事業などを記述しています。また、教育の歴史や議会などについてもわかりやすく書かれています。
ビジュアル台東区史
海外へ流出した江戸時代の屏風絵や浮世絵、肉筆画など、めったに見られない貴重な資料をふんだんに折り込み、わかりやすく楽しみながら見ていただける内容になっています。
通史編1
体裁
A5版上製本箱入り
ページ数
776ページ、カラー口絵 8ページ
価格
6,000円
内容
序章 地質時代の台東区
第一節 地質時代の台東区
第二節 第三間氷期の武蔵野
第三節 台東区の地質
第一章 古代以前の台東区
第一節 旧石器時代の台東区
第二節 縄文時代の台東区
第三節 弥生時代の台東区
第四節 古墳時代の台東区
第五節 考古学から見た古代の台東区
第二章 東国の発展
第一節 古代国家の形成
第二節 東国武士層の台頭
第三節 浅草寺の創建
第四節 寺社縁起
第三章 関東武士団の活躍
第一節 鎌倉幕府と秩父平氏
第二節 鎌倉府から上杉領国へ
第三節 後北条氏と台東区域
第四節 隅田川沿岸に生きる人々
第四章 江戸幕府の成立
第一節 江戸と台東区ー座談会ー
第二節 徳川家と浅草寺
第三節 浅草地域の開発
第四節 橋場の銭屋
第五節 東叡山寛永寺の創建
第五章 明暦大火の被害と復興
第一節 浅草御門の悲劇
第二節 広小路・寺町の形成
第三節 新吉原の成立
第六章 元禄期の発展
第一節 千川上水の開通
第二節 浅草町人の活躍
第三節 生類憐み令と浅草
第四節 感應寺(天王寺)と富興行
第五節 浅草弾左衛門
第六章 平林寺黙雲の語録と浅草
第七章 享保の改革
第一節 享保改革の防災対策
第二節 朝鮮通信使と浅草
第三節 札差株仲間の公認
第四節 洪水とのたたかい
第五節 浅草町々の形成と商工業
通史編2
体裁
A5版上製本箱入り
ページ数
826ページ、カラー口絵 8ページ
価格
6,000円
内容
第一章 江戸後期の台東
第二章 町の賑わい
第一節 町と寺社と四季の行楽
第二節 浅草寺と門前町
第三節 寄席と開帳
第四節 芝居町・浅草猿若町と歌舞伎
第五節 吉原細見
第六節 十八大通ー御蔵前の札差ー
第七節 将軍御成
第八節 江戸の「時の鐘」
第九節 台東の川と渡し
第三章 座談会
第四章 台東の有形文化
第一節 武家屋敷
第二節 下谷・浅草の名所建築
第三節 彫刻
第四節 絵画
第五節 台東の碑銘文と史跡・旧跡
第五章 幕末の台東
第一節 幕末の世相
第二節 文化を支えた人々
第三節 商工業のありさま
第四節 浅草弾左衛門
第五節 彰義隊ーその政治史的意義ー
第六節 明治政府の出版統制ー彰義隊の場合ー
第六章 民俗行事の世界
第一節 川柳
第二節 小咄
第三節 民話
第四節 民俗行事
第五節 三社権現と田村八太夫
通史編3
体裁
A5版上製本箱入り
ページ数
744ページ、カラー口絵 8ページ
価格
6,000円
内容
序章 下谷・浅草の人口小史
第一章 上野公園と盛り場
第一節 上野駅誕生
第二節 上野の森と文化
第三節 浅草六区の民衆娯楽
第四節 浅草寺境内の推移
第二章 近代文学・美術のふるさと
第一節 近代芸術の揺籃
第二節 露伴「水の東京」の復権
第三節 浅草の風土と文学
第四節 下谷の文人と文学
第三章 仕事と暮らし
第一節 職人と街
第二節 子供今昔
第三節 維新を生きた女性たち
第四節 近代建築
第五節 近代商業の展開
第四章 庶民社会の諸相
第一節 同和問題と解放運動の展開
第二節 吉原と自由廃業
第三節 明治以降の自然災害
第四節 下谷・浅草の戦災
終章 聞き書き・谷中のはなし
行政編
体裁
A5版上製本箱入り
ページ数
692ページ、カラー口絵 8ページ
価格
5,000円
内容
序章 区勢
第一章 特別区スタート
第一節 明治維新から都政施行まで
第二節 昭和二十年代の展望
第三節 台東区の誕生
第四節 不忍池埋め立て問題など
第五節 象のインディラと子供議会など
第六節 松葉小学校の廃校問題など
第七節 区政の歩みー都と区の問題ー
第二章 戦後は終った
第一節 昭和三十年代の展望
第二節 住居表示制度の実施
第三節 人口
第四節 国民健康保険・国民年金・青少年問題協議会
第五節 区道
第六節 一葉記念館
第七節 東京オリンピック
第三章 区民生活の安定へ
第一節 昭和四十年代の展望
第二節 福祉施策の推進
第三節 新庁舎の完成
第四節 区役所の事務事業の合理化
第五節 公害対策
第六節 まちづくり
第四章 明るく豊かなコミュニティづくりへ
第一節 昭和五十年代の展望
第二節 区長公選制の復活
第三節 区民福祉の充実
第四節 コミュニティづくり
第五節 商工観光の振興
第六節 災害対策
第七節 住みよい環境づくり
第八節 同和対策
第九節 保健衛生行政の充実
第五章 明日へのまちづくり
第一節 昭和六十年代そして平成への展望
第二節 高齢者の福祉対策
第三節 新幹線上野駅開業
第四節 下町ライブ事業
第五節 都市交流
第六節 夢のかけ橋「桜橋」
第七節 CATVスタート
第八節 定住を考える
第九節 交通対策
第十節 町会
第十一節 調和区政
第十二節 健康づくり
第十三節 明日に向かって
第六章 監査委員
第一節 監査委員制度創設以前の監査制度
第二節 監査委員制度の創設および整備・拡充
第三節 監査委員制度の充実・強化
第四節 監査委員の職務権限の強化
第七章 選挙
第一節 選挙管理委員会
第二節 選挙制度の概説
第三節 区長選挙
第八章 区議会
第一節 台東区議会発足直前の下谷、浅草区会
第二節 新しい地方自治制度の誕生
第三節 特別区制度の発足
第四節 特別区長公選制度の廃止
第五節 特別区存亡の危機
第六節 国民健康保険事業の実施
第七節 隅田川浄化の推進
第八節 総合庁舎建設用地を決定
第九節 新庁舎落成と新議事堂での審議開始
第十節 特別区長公選制度の復活
第十一節 競輪の場外車券売場反対に断を下す
第十二節 常磐新線の台東区誘致に向けて
第十三節 防災まちづくりに向けて
第十四節 バブル崩壊と財政難に耐えて
第十五節 外郭団体の整理統合を実施
第九章 教育
第一節 近代教育の形成期(江戸末期の頃から大正初期の頃)
第二節 近代教育の拡充と戦時体制期(大正中期の頃から昭和二十年・終戦の頃)
第三節 戦後の民主化教育への改革期(昭和二十年・終戦の頃から三十年初期の頃)
第四節 教育の現代化と教育環境の整備・拡充期(昭和三十年初期の頃から昭和後期・平成初期の頃)
第五節 生涯学習社会の到来(昭和後期の頃から平成十年頃)
第十章 文化財
ビジュアル台東区史
体裁
A4版
ページ数
192ページ、オールカラー
価格
2,000円
内容
第一章 古代・中世の台東
概説
古代の台東
中世の台東
第二章 近世の台東
概説
近世前期の台東
台東の四季と信仰
盛り場と行動文化
隅田川と街並み
芝居と廓
外来文化
文人の里
幕末・明治維新
第三章 近代・現代の台東
概説
内国博覧会ー文明開化
名所から公園へ
盛り場の近代化
描かれた近代の台東
災害と復興
モボ・モカと戦災
復興そして繁栄へ
街々の賑わい
明日の台東区をめざして
購入方法
直接お求めの方
台東区役所3階区政情報コーナー、同3階広報課、区役所1階SHOP たいとうで直接お求めください。
(ビジュアル台東区史については、下町風俗資料館・朝倉彫塑館・書道博物館・一葉記念館・奏楽堂、浅草文化観光センター、池波正太郎記念文庫でも頒布しています)
郵送ご希望の方
本の代金 通史編各6,000円、行政編5,000円、ビジュアル台東区史2,000円に(現金書留か郵便局の定額小為替)と送料分の切手(※)を同封して、下記へお送りください。
※ビジュアル台東区史はゆうメールで360円です。その他をご希望の方は事前に下記へお問い合わせください。
あて先
〒110-8615 台東区役所広報課
お問い合わせ
広報課広報担当
電話:03-5246-1021
ファクス:03-5246-1029