文化財関連刊行物
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更新日:2024年8月20日
台東区教育委員会では、区内の文化財についての刊行物を販売しています。販売場所に見本を置いていますので、是非、お手に取ってご覧ください。販売場所や販売方法は、ページの最後に記載しています。
たいとう名所図会
- 価格 1,500円
- B5 277ページ カラー写真
- 令和6年1月発行
- 内容
台東区教育委員会では、区の史跡説明板を上野、浅草、谷中など区内各所に設置しています。また、都・その他関係機関においても、同様の主旨による説明板を設けています。この書籍は、説明板をまとめた頒布資料として、区内に設置してある説明板の調査を行い、第5版として刊行したものです。
台東区の文化財
登載、指定された台東区区民文化財を、カラー写真つきで分かりやすく解説しています。
台東区の文化財 第18集
- 価格 200円 B5判
- 内容
第18集(令和5年3月刊行)
令和2・3年度に登載・指定された文化財13件の紹介
台東区の文化財 第7集~第16集
台東区の文化財 第17集
- 価格 各200円 B5判
- 内容
第7集(平成12年12月発行)
平成11、12年に登載、指定した文化財14件の紹介
第8集(平成15年3月発行)
平成13、14年に登載、指定した文化財15件の紹介
第9集(平成17年3月発行)
平成15、16年に登載、指定した文化財14件の紹介
第10集(平成19年3月発行)
平成17、18年に登載、指定した文化財11件の紹介
第11集(平成21年3月発行)
平成19、20年に登載、指定した文化財17件の紹介
第12集(平成22年11月発行)
平成21、22年に登載、指定した文化財15件の紹介
第13集(平成24年8月発行)
平成23、24年に登載、指定した文化財12件の紹介
第14集(平成26年12月発行)
平成25、26年に登載、指定した文化財12件の紹介
第15集(平成29年3月発行)
平成26、27年に登載、指定した文化財17件の紹介
第16集(平成31年3月発行)
平成28、29年に登載、指定した文化財14件の紹介
第17集(平成31年3月発行)
平成30年、令和元年に登載、指定した文化財12件の紹介
※第6集は、生涯学習センター(5F事務室)で無償で配布しています。
台東区の文化財保護
登載、指定された区民文化財の調査報告書で、関連資料も掲載しています。
台東区の文化財保護 第10集
- 内容
第1集 1,000円 B5判 平成5年3月発行
昭和63年から平成4年に登載、指定した文化財の調査報告書
第2集 1,500円 A4判 平成10年3月発行
平成5年から平成9年に登載、指定した文化財の調査報告書
第3集 800円 A4判 平成13年3月発行
平成10年から平成12年に登載、指定した文化財の調査報告書
第4集 700円 A4判 平成16年3月発行
平成13年から平成15年に登載、指定した文化財の調査報告書
第5集 500円 A4判 平成19年3月発行
平成16年から平成18年に登載、指定した文化財の調査報告書
第6集 500円 A4判 平成22年2月発行
平成19年から平成21年に登載、指定した文化財の調査報告書
第7集 500円 A4判 平成24年11月発行
平成22年から平成24年に登載、指定した文化財の調査報告書
第8集 500円 A4版 平成28年3月発行
平成24年から平成26年に登載、指定した文化財の調査報告書
第9集 500円 A4版 平成31年3月発行
平成27年から平成29年に登載、指定した文化財の調査報告書
第10集 500円 A4版 令和4年3月発行
平成30年から令和2年に登載、指定した文化財の調査報告書
台東区歴史・文化テキスト 第四版
- 価格 1,000円
- A4 本編219ページ カラー
- 令和5年3月発行
文化財地図
- 価格 200円
- A4(開くとA1サイズの地図になります。)
- 令和3年3月発行
- 内容
台東区内にある、国、都、区指定の文化財をまとめた地図です。街歩きにぜひご活用ください。
台東区の遺跡
台東区の遺跡をたずねて~旧下谷区編~
- 価格 500円
- A4 78ページ カラー写真
- 平成31年3月発行
- 内容
わたしたちの祖先が生活してきた家や墓の跡などを“遺跡”といい、そこで使われたりつくられたりしたもののことを“遺物”といいます。それらは普段土や水の中に埋もれているため“埋蔵文化財”と呼ばれます。遺跡の発見数は毎年少しずつ増え、今では136ヵ所の遺跡が登録されています。(平成31年2月末現在)
本書では、旧下谷区内の遺跡で、報告書を刊行したものを紹介しています。
文化財調査報告書
台東区の歴史ある建物シリーズ
台東区の復興小学校
- 価格 1,000円
- A4 98ページ
- 平成29年3月発行
- 内容
復興小学校とは、大正12年の関東大震災によって焼失もしくは倒壊した小学校を、東京市が再建したものです。震災後から昭和初期までに、総数117校が建てられましたが、戦災などの時代の流れによって、現在残っているのは28校となっています。この書籍は、台東区内に残る復興小学校5校と改築小学校1校について、まとめたものとなっています。
上野下アパート~東上野5丁目4番3号~
- 価格 800円
- A4 48ページ 全ページカラー DVD(WMV形式の動画ファイル、JPEG形式の画像収録)付き
- 平成27年3月発行
- 内容
この写真集は、住民の方々のご協力により、同潤会アパート「上野下アパートメント」(昭和4年竣工)を写真と動画によって記録したものです。この写真集によって、「上野下アパートメント」が鮮やかに蘇ります。映像記録(WMV形式)や図面(JPEG形式)を収録したDVD付!!
台東区の銅鐘と鰐口(新刊)
- 価格 1,500円
- A4 253ページ
- 令和6年3月発行
- 内容
台東区区民文化財台帳に登載されたものを含む台東区内の銅鐘や鰐口に関する調査成果をまとめ、郷土の歴史・文化を広く紹介しています。
浅草寺の絵馬と扁額 資料編
- 価格 2,000円
- A4 本文253ページ 図版80ページ カラー
- 平成27年3月発行
- 内容
通常は非公開の「浅草寺絵馬・扁額群」245点(失われたものを含めて260点)を、写真とともに紹介しています。絵馬に記された文字情報はもちろん、関連資料についても掲載しています。充実の333ページ。
浅草寺の絵馬と扁額 解説論考編
- 価格 2,000円
- A4 本文203ページ 図版16ページ カラー
- 平成28年3月発行
- 内容
平成27年3月に刊行した『浅草寺の絵馬と扁額 資料編』の解説論考編としてまとめたものです。『浅草寺の絵馬と扁額 資料編』と併せて、浅草寺の貴重な文化財を身近に感じていただける内容となっています。
東都旧蹟誌(新刊)
- 価格 500円
- A5 153ページ
- 令和6年3月発行
- 内容
江戸の旧跡を解説する都立中央図書館所蔵『東都旧蹟誌』を翻刻紹介しています。
浅草御蔵前片町・浅草新鳥越町の町入用関係文書
- 価格 500円
- A5 71ページ
- 令和5年3月発行
- 内容
江戸時代の浅草御蔵前片町と浅草新鳥越町に関する古文書を翻刻紹介しています。
夢跡集
- 価格 500円
- A5 71ページ
- 令和4年3月発行
- 内容
江戸の旧跡を解説する都立中央図書館所蔵『夢跡集』を翻刻紹介しています。
あそび・まなび・いのり
- 価格 500円
- A4 107ページ
- 令和4年3月発行
- 内容
平成30年度~令和3年度にかけて開催した文化財講座「文化財に見る女性とこども」の講座内容をまとめ、郷土の歴史・文化財を紹介しています。
触下諸社由緒絵図面
- 価格 500円
- A5 100ページ
- 令和3年3月発行
- 内容
明治2年(1869)に浅草・下谷地域や、その近隣にあった神社の由緒や境内絵図をまとめたものです。東京府による最初期の神社調査であり、基礎資料として貴重なものです。東京都公文書館が所蔵する原本一冊のうち、現在の台東区域に関わる部分を翻刻紹介しています。
武蔵国豊嶋郡之記
- 価格 500円
- A5 77ページ
- 令和2年3月発行
- 内容
文政4年(1821)、会田穎水(あいだ えいすい)なる人物がまとめたものです。現在の台東区域を含む武蔵国豊島郡の寺社旧跡について、紀行文の形で記述しています。
徳斎日新録・出たらめ草
- 価格 500円
- A5 89ページ
- 平成31年3月発行
- 内容
上野周辺に住居した漢学者、原徳斎(1800-1870)の晩年の日記と雑記、『徳斎日新録』と『出たらめ草』を翻刻紹介しています。
なお、徳斎がまとめた隅田川沿岸の地誌『墨水志』は平成30年に翻刻紹介しました。
墨水志
- 価格 500円
- A5 83ページ
- 平成30年3月発行
- 内容
幕府御家人の家督を継いだ漢学者、原徳斎(はらとくさい)が、文政六年(1823)に作成したものです。隅田川沿岸の古跡・名所に関する諸家の文をまとめています。
浅草寺旧蹟考
- 価格 500円
- A5 115ページ
- 平成29年3月発行
- 内容
文政(1818~30)末頃、植田孟縉(もうしん)がまとめた地誌です。八王子千人同心組頭を務めた孟縉は、地誌調所による武蔵国の地誌編纂のため、多摩郡などの現地調査に従事しました。自身でも各地の地誌を精力的にまとめており、『武蔵名勝図会』『日光山志』『鎌倉攬勝考』などが知られています。『浅草寺旧蹟考』もその一つです。
谷中三崎町会文書 1
- 価格 500円
- A5 107ページ
- 平成27年3月発行
- 内容
谷中三崎町は、江戸時代から続いた町で、町会は明治38年に設立されました。本文書は、地域住民が保存してきた地域の歴史に関する貴重な資料であるとともに、関東大震災以前に設立された東京市内の町内会の設立・活動状況を示しており、台東区有形文化財(古文書)となっています。本書は議事録など、明治35(1902)年から昭和3(1928)年の資料6点を活字化したものです。
谷中三崎町会文書 2
- 価格 500円
- A5 131ページ
- 平成28年3月発行
- 内容
本文書は、地域住民が保存してきた地域の歴史についての資料であり、関東大震災以前に設立された東京市内の町内会の設立・活動状況を示している貴重な資料です。
昨年刊行した第一巻には資料六点を収録しましたが、第二巻である本文書には、残る資料三点(「日誌」三冊)を収録しています。
浅草寺の版木
- 価格 500円
- A4 249ページ
- 令和2年3月発行
- 内容
浅草寺は、都内でも屈指の古刹で、観音霊場としてその名は全国に知られています。寛永寺には江戸時代前期から現代まで使用されてきた237点の版木が遺されており、台東区有形文化財(典籍)に登載されています。これらの版木は浅草寺の歴史や観音信仰を伝える貴重な資料で、なかには「おみくじ」の版木も揃っています。本書では文化財となった版木の調査成果を紹介します。
本寿寺の版木
- 価格 500円
- A4 75ページ
- 平成30年3月発行
- 内容
谷中の栄源山本寿寺は、「川端の祖師」の名で親しまれる日蓮宗寺院です。本寿寺には江戸時代後期から近代まで使用されてきた、四十三面の版木が遺されており、本寿寺の歴史や信仰を伝える貴重な資料です。
「本寿寺版木」四十三面は共に保管されている「御鬮箱及び御鬮竹」と合わせて、台東区有形文化財(典籍)となっています。本書はこの「本寿寺版木」の調査成果を紹介しています。
天王寺の版木
- 価格 500円
- A4 85ページ
- 平成26年3月発行
- 内容
谷中の天王寺は、鎌倉時代に創建された区内でも有数の古刹です。天王寺には江戸時代後期から現代まで使用されてきた51点の版木が遺されており、台東区有形文化財(典籍)となっています。これらの版木は天王寺の歴史や信仰を伝える貴重な資料であり、本書はこれらの調査成果を紹介しています。
武蔵国下谷地名考・豊島郡浅草地名考
- 価格 400円
- A5 74ページ
- 平成26年3月発行
- 内容
「武蔵国下谷地名考」及び「豊島郡浅草地名考」は、下谷地域に住居した岩井守義が、天保年間(1830~44)にまとめた地誌です。「豊島郡浅草地名考」は早くから守義の著作として知られてきましたが、調査により「武蔵国下谷地名考」も守義の著作と考えられることが判明しました。本書は両書をあわせて活字化したものです。
台東区の絵巻
- 両大師縁起絵巻(新刊)
価格 1,000円 A4 305ページ 巻頭80ページカラー写真付 令和2年3月発行
内容
寛永寺には天海(慈眼大師)の伝記を絵巻にした「紙本着色慈眼大師縁起絵巻」と、天海が尊崇した良源(慈恵大師〈元三大師ともいう〉)の生涯と霊験をまとめた「紙本着色元三大師縁起絵巻」が伝来しています(台東区指定文化財)。ふたつの絵巻を合わせて「両大師縁起絵巻」といいます。本書は、寛永寺に伝わる全部と、報恩寺(青森県弘前市)に伝わる写本を多彩な写真で紹介しています。絵巻全体を通して見ることができる、はじめての報告書です。
- 熊谷稲荷縁起絵巻
1,000円 A4 121ページ 巻頭20ページカラー写真付 平成24年3月発行
内容
熊谷稲荷社は浅草寺境内に祀られた神社で、江戸時代には篤い信仰を集めました。明治時代になると神仏分離の動きのなかで、浅草寺境内からは姿を消してしまいます。本書では、浅草寺に伝えられた台東区指定文化財(絵画)である「紙本着色熊谷稲荷縁起絵巻」と「紙本墨書熊谷稲荷縁起」について、多彩な写真とともに紹介しています。
- 榧寺縁起絵巻
1,000円 A4 124ページ 巻頭20ページカラー写真付 平成26年3月発行
内容
榧寺は蔵前の浄土宗寺院で、江戸時代から火防・盗賊除けの利益があるとして、多くの人々の信仰を集めました。本書では、榧寺の由緒を今に伝える区の貴重な文化財である「榧寺縁起」について、多彩な写真とともに紹介しています。
- 浅草寺縁起絵巻
1,000円 A4 248ページ 巻頭80ページカラー写真付 平成29年3月発行
内容
浅草寺は都内でも屈指の古刹で、『浅草観音』というように、観音信仰の霊場として古くより知られてきました。本書では、浅草寺に伝わる東京都指定文化財『浅草寺縁起』について紹介をしています。多彩な写真で絵巻全体を見ることができる、はじめての報告書です。
中世の千束郷
- 価格 500円
- A4 54ページ 巻頭6ページカラー写真付き
- 平成25年3月発行
- 内容
台東区教育委員会では、区の文化財や歴史を紹介する文化財講座を開催しています。本書は、平成22・23年度に実施した講座「中世の千束郷」の記録集です。鎌倉時代から戦国時代までの台東区内の様子を解説した講座で、4回に分けて開催しました。本書に記録している各回の内容は、以下のとおりです。
第1回 中世の千束郷―浅草寺と湊町石浜・今戸、そして隅田―
第2回 江戸氏一族と千束郷
第3回 太田道灌と武蔵千葉氏
第4回 戦国大名北条氏と千束郷
明治中期の地方今戸町資料
- 価格 400円
- A5 87ページ
- 平成25年3月発行
- 内容
先に刊行した「明治期の土地帳簿」には、明治初期に作成された地方今戸町(じかたいまどちょう)の資料を収録しましたが、本書では、明治22年に同町が東京府北豊島郡から東京市浅草区に編入される前後、同19年から24年ころに作成された、地目変換、市制町村制、農業、道路・橋梁、小学校など、同町の市街化に関連する主要な資料8点を収録しました。
明治期の土地帳簿
- 価格 500円
- A5 102ページ
- 平成24年3月発行
- 内容
明治時代には、地券の発行や地租改正などのために、全国の町村で様々な土地帳簿が作成されましたが、現在の台東区域に関するものは、多くが失われてしまいました。本書で紹介する土地帳簿4点は、明治時代になっても耕地と市街地が隣接していた、地方今戸町・地方山谷町・浅草山谷町・新吉原の各町で作成されたものです。これらは、当時の土地所有や税制、土地利用や地域景観などに関する貴重な資料であり、本書はこれを活字化したものです。
坂本村文書
- 価格 500円
- A5 101ページ
- 平成22年3月発行
- 内容
現在の入谷交差点を含む一帯にあった坂本村は、市街に隣接する農村でした。「坂本村文書」は明治10年から23年ころに作成された資料13点からなっています。
台東区域の古文書が区内に現存することは稀少であり、特に本文書は、市街化する以前の明治前期における農村部の状況を示す資料として貴重なもので、台東区有形文化財(古文書)となっています。本書はこれを活字化したものです。
上野兵火類焼調(うえのへいかるいしょうしらべ)
- 上巻 600円 A5 170ページ 平成20年3月発行
- 下巻 900円 A5 226ページ 平成21年3月発行
- 内容
慶応4(1868)年5月15日の上野戦争と7月の洪水による江戸町人地の被災者について、各町よりその書上が東京府に提出され、被災者名簿が作成されました。「上野兵火類焼調(うえのへいかるいしょうしらべ)」は、これらの被災者書上や名簿に関連文書をあわせて六分冊にまとめられたものです。上野戦争における町人地の被災状況を示す史料として知られ、近年では、幕末維新期における庶民の生業や世帯状況を示す史料としても活用されています。上巻では原本の第1冊から第3冊、下巻では第4冊から第6冊を活字化しています。
台東区の庚申塔
- 価格 1,000円
- B5 147ページ
- 平成20年3月発行
- 内容
庚申塔は、延命長寿を願う庚申信仰に基づいて造立された石造物です。中世末には庶民が信仰の担い手となり、江戸時代になると、庚申待の行事を行った証として多くの庚申塔が造立されました。本書では、区内に現存する庚申塔(台東区有形民俗文化財)を中心に、区外へ移設されたもの、失われてしまったものも可能な限り紹介しています。
榎之落葉
- 価格 500円
- A5 136ページ
- 平成23年3月発行
- 内容
「榎之落葉(えのきのおちば)」は、「浅草名跡誌」の草稿にあたります。「浅草名跡誌」は浅草の郷土誌として貴重な資料ですが、「榎之落葉」はその成立過程を示すものです。「榎之落葉」は竹内久一など、浅草や神田の好事家たちの手を経て、東京市立日比谷図書館(現在の都立中央図書館)に納められました。本書はこれを活字化したものです。
浅草名跡誌
- 価格 650円
- A5 135ページ
- 平成18年3月発行
- 内容
「浅草名跡誌」は、石川まさえだ という浅草堀田原に住居した幕臣が、文政8年(1825)にまとめた郷土誌です。浅草橋のあたりから千住大橋に至る、浅草地域と周辺について記しており、著者による丁寧な挿絵も特色となっています。本書はこれを活字化したものです。
※ホームページでは、外字および機種依存文字を使用できないことから、常用漢字または平仮名に書き換えて掲載しています。
沽券扣(こけんひかえ)
- 価格 700円
- A5 135ページ
- 平成19年3月発行
- 内容
「沽券扣(こけんひかえ)」は、江戸時代の浅草新鳥越町一・二丁目(後の浅草吉野町の南部、現在の東浅草一丁目、今戸一・二丁目の一部)にあった町屋敷の記録簿です。名主の柳川兵蔵が作成したもので、町屋敷一筆ごとに、所持者の変遷が記録されています。寛保元年(1741)から明治6年(1873)までの記録があり、一種の登記簿としての役割を果たしていました。本書はこれを活字化したものです。
台東区のたからもの
- 価格 1,000円
- A4 134ページ 図版カラー
- 平成17年9月発行
- 内容
平成17年度に東京藝術大学大学美術館で開催した特別展「台東区のたからもの―寺社所蔵の文化財に見る歴史・文化―」の展示図録です。寺社が所有している文化財のうち、台東区教育委員会が指定・登載したものを中心にオールカラーで紹介しています。
御府内寺社備考
御府内寺社備考一~六
- 一(神社・天台宗1)1,000円 B5 141ページ 平成14年3月発行
- 二(天台宗2)1,000円 B5 144ページ 平成14年3月発行
- 三(浄土宗)1,000円 B5 139ページ 平成15年3月発行
- 四(古義真言宗・新義真言宗・真言律宗・臨済宗・曹洞宗)1,000円 B5 160ページ 平成15年3月発行
- 五(時宗・法華宗)1,000円 B5 174ページ 平成16年3月発行
- 六(一向宗・修験)700円 B5 77ページ 平成17年3月発行
- 内容
「御府内寺社備考」は、江戸幕府が編集した、江戸の寺院・神社の史料集です。基本的に寺社に書上を提出させ、それをもとに昌平坂学問所内に設置された地誌調所によって編纂され、文政12(1829)年に成立しました。最初に各寺社の書上を載せ、次に様々な書物の中から、その寺社に関係する文章のあるものを抜き書きしています。本書は、「御府内寺社備考」から台東区の寺社の記事を活字化したものです。第六巻には索引を付しています。
浅草橋場の商家
- 価格 850円
- A5 103ページ
- 平成16年3月発行
- 内容
一般的に寺社と比べ旧家には資料が現存する例が少なく、現存するものが今後散逸する可能性も大きいといえます。しかし橋場地域は度重なる災害にもかかわらず、幸いに伝来資料を保持する旧家が現存しています。そのため諸家に伝来する資料は、従来から調査研究や展示に活用されてきました。本書では、江戸時代以来の商家の暮らしぶりを窺うことができる東城家と鈴木家の所蔵資料を紹介しています。
お風呂屋さんのスクラップブック
- 価格 900円
- A4 156ページ
- 平成13年3月発行
- 内容
柏湯は現在の谷中6丁目にあり、戦時中から昭和26年までに一時閉鎖した以外は平成4年まで営業を続けていました。本書で紹介する旧柏湯所蔵資料は、幕末から明治・大正における「湯屋」つまり銭湯の歴史を今日に伝え、特に、江戸の湯屋仲間が公認された文化7(1810)年の鑑札は、数少ない実物資料として重要なものです。また、湯屋だけでなく、関東大震災関係の書類や種痘証明書、谷中地区関係の書類など、当時の社会史を知り得る貴重な資料です。
はきものの絵馬
- 価格 1,500円
- B5 84ページ 巻頭7ページカラー写真付き
- 平成12年3月発行
- 内容
谷中の延寿寺には、明治時代を中心とする84点に及ぶ庶民信仰の絵馬群が現存し、数十点を越す民間信仰絵馬群としてはおそらく区内唯一のものです(台東区有形民俗文化財)。本書ではこれらの絵馬の紹介、はきものと信仰、はきものの絵馬について解説しています。
台東区近代建築調査報告書
- データ編 3,000円 A4 135ページ 平成8年3月発行
内容
区内にある明治から昭和初期にかけて建てられた建造物は、老朽化による解体や改築が進んでいます。本書は、失われていく歴史的建造物を可能な限り記録保存するため、平成元年度から平成6年度にかけて実施した調査の成果をデータ編としてまとめたものです。各地区にどのような建築物があるかをデータとして掲載しています。
- 分析編 2,000円 A4 73ページ 平成10年3月発行
内容
建造物の中には、その建物が建てられた時代の感情や技術をよく伝えるものが少なくありません。本調査では、単に近代建築の歴史的調査に留まらず、伝統的な和風・町屋建築まで調査対象を広げ、台東区の地域景観特性・特色を見出すことを目的としています。データ編に続き刊行された本書では、そのデータを追跡分析するとともに、下町の建築の様式や職人の技能の教育システムと社会的背景、建築調査の手法や保存問題についても考察しています。
- 普及編『歴史を伝える近代のたてもの』 300円 B5 49ページ 平成11年3月発行
内容
度重なる火災や地震、戦争による被害を免れ、現在まで守り伝えられてきた区内の近代建築についてさまざまな視点から調査を行い刊行した「台東区近代建築調査報告書(データ編)」「台東区近代建築調査報告書(分析編)」。本書は、これらの成果を踏まえ、台東区の町の特徴や建築を一般の方にも読みやすく分かりやすい内容にまとめたものです。近代建築めぐり12コースを紹介し、それぞれの地区の特徴や歴史、建築の解説を掲載しています。
御府内八十八ヶ所・弘法大師二十一ヶ寺版木
- 価格 950円
- B5 87ページ
- 平成9年3月発行
- 内容
谷中の多宝院には台東区有形文化財(歴史資料)である二種類の版木が所蔵されています。この版木は、比較的早い時期に設定された四国八十八ヶ所の写しである御府内八十八ヶ所巡礼と、八十八ヶ所参りを果たし得ない人のための縮小版である弘法大師二十一ヶ所参りの案内書で、江戸庶民の信仰のありさまを教えてくれる貴重な資料です。
札番 | 御詠歌 |
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17 | 誤 迷えるも悟るもわれにあるなれば仏神すなわち至るなりけり ↓ 正 迷えるも悟るもわれにあるなれば発心すなわち至るなりけり |
20 | 誤 空海は虚空の蔵に居るものを心狭くも穴と見るかな ↓ 正 空海は虚空の定に入るものを心狭くも穴と見るかな |
21 | 誤 鯵の子が鯵の故郷立ち出てまた立ち帰る鯵の故郷 ↓ 誤 阿字の子が阿字の故郷立ち出てまた立ち帰る阿字の故郷 |
竹町の人とくらし
- 価格 1,000円
- A4 223ページ
- 平成7年3月発行
- 内容
本書は、近世都市「江戸」の雰囲気を色濃く残した明治・大正の竹町(台東2、3、4丁目の一部)の記憶を持ち続け、かつ、関東大震災をくぐりぬけて新しい「まちづくり」を経験した人々の聞き取り調査の記録です。生きた声による近代都市生活史の一史料となることを目的に作成しました。
“小僧”のいた頃
- 価格 1,000円
- A5 160ページ
- 平成6年3月発行
- 内容
本書は、文化財記録映画「“小僧”のいた頃‐路地のあった下町の話‐」制作の記録集です。旧下谷区の東端に位置する竹町(台東2、3、4丁目の一部)を舞台に、関東大震災の被害の実態や震災後の町並みの変遷、大きな町づくり、そして戦争へと突入していった昭和時代の下町生活誌としてまとめた一冊。大正15年、北海道から竹町へ小僧としてやってきた方の証言も紹介しています。
台東区の板碑
- 台東区の板碑(下谷編) 500円 B5 26ページ 平成2年3月発行
- 台東区の板碑(浅草編) 1,000円 B5 58ページ 平成6年3月発行
- 内容
板碑は中世に造立された石塔の一種です。区内の中世を知る史料はわずかしか残されていませんが、一方で板碑は数多く現存しています。板碑に刻まれた文字や図像には中世の人々の願いがあらわされされており、当時の人々の信仰や祈りに迫ることができます。
台東区教育委員会では区内に現存する板碑のすべてを調査しました。本書はその報告書です。下谷篇では、旧下谷区に現存する17基と上野公園内出土の3基について、また浅草篇では、旧浅草区に現存する板碑163点について紹介しています。
富興業一件記
- 富興業一件記 1 1,000円 A4 63ページ 平成3年3月発行
- 富興業一件記 2 2,000円 A4 109ページ 平成4年3月発行
- 内容
富興行は、今の宝くじのルーツとも言える娯楽の一つで、19世紀初期の江戸の町では、多くの寺社で行われました。とくに富突で知られた谷中の感応寺(現在の天王寺)には、史料が多数現存しており、富突について具体的に記された貴重なものです。本書ではこの史料を翻刻しました。庶民の代表的な娯楽でありながら、不明な点が多かった江戸の富突のあり方を明らかにしています。
販売場所・販売方法
窓口での販売
各刊行物は、下記の3ヶ所で販売しています。なお、生涯学習センター以外では取扱いのない刊行物もあります。各刊行物が販売されている場所は、下記のリンクからご確認ください。
1. 生涯学習センター(西浅草3丁目25番6号)1F・5F事務室
※5階では月~金曜日(祝日を除く)の9時~17時の販売となります。
2. 台東区役所(1FSHOPたいとう・3F区政情報コーナー)(東上野4丁目5番6号)
3. 浅草文化観光センター(雷門2丁目18番9号)
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お問い合わせ
生涯学習課文化財担当(生涯学習センター)
電話:03-5246-5828
ファクス:03-5246-5814